音楽

20204年2月8日・9日 CLUB CITTA' RONNIE ATKINS Trinity JAPAN TOUR 2024 【ライブレポート】

人生初チッタです!
2024年初ライブ!

Ronnie Atkinsの来日公演に行ってきました!

元々は9日のみの参戦予定でしたが、ロニーを聴きながらランニングしていたらアドレナリンの作用で8日のチケットもゲット!

ということで2日分の感想等を書いていきたいと思います。

※英語がダメダメなのでMCとかは間違ってることを書いてある可能性があります。ご指摘いただければ削除・修正いたします。

【メンバー】
 ロニー・アトキンス(Vo)
 クリス・レイニー(Gt,Key)
 ポンタス・エグバーグ(Ba)
 マーカス・スーネソン(Gt)
 アラン・ソーレンセン(Dr)

セットリスト

オープニングSEは2日ともMONTY PYTHON(モンティ・パイソン)の"Always Look on the Bright Side of Life"という曲。

口笛の鳴る、のほほんとした楽しい曲ですが、「辛いこともあるけど口笛でも吹いて、人生の輝かしいとこを見ようぜ」という歌。1日目の後に意味を知って2日目は泣きました。

ロニーの気持ちを代弁するかのようなSEに乗せて会場では手拍子。曲の最後の方でドラムのアラン・ソーレンセンが登場。

本編

Rising Tide

静かになった会場で”Rising Tide(extend version)"のイントロで下手側からポンタス・エグバーグとクリス・レイニー、上手からマーカス・スーネソン、そしてロニー・アトキンスの順に登場。ロニーのときはひと際歓声が大きく、まずここで涙。

Rising Tide” のみ撮影可ということで1日目は曲の1番だけスマホを構え、2日目はこの目にすべて焼き付けました。

I Prophesize

そのまま” I Prophesize
クリス、ポンタスとロニーによる畳みかけるようなサビが大好きで生で聴けて最高でした。

If You Can Dream It (You Can Do IT)

「コンバンワーカワサキ!」「ドモアリガトー」と日本語であいさつ。「ドモアリガトー」は基本曲終わりに毎回言ってくれます。笑

「次の曲はTrinitiyから”If You Can Dream It(You can Do It)”をやるよ」だけは分かりました。

MVがSkycladみたいなラフな衣装で、HELLOWEEN の"Can Do it"と並んでポジティブになりたいときに聴く曲。夜のランニングではnever let go でジャンプしてます笑

サビは難しいのでコーラスの「dreaming~You can do it~」を合唱させてくれるロニー。サビも歌えるよ~笑

Rodeo、We Came to Rock

「次はPRETTY MAIDS の曲やるよ」的なMCから、1日目は"Rodeo"、2日目は"We Came to Rock"

PRETTY MAIDSは正直あまり知らなかったので直近のライブのセットリストと人気曲を調べて予習してましたが、全て当たり!SNSの勝利です。

なので「ローディオ!」も「ウィーケイムトゥロック!」もバッチリ歌い、"Rodeo"では「イェイエイオー」のコール&レスポンス。SNSの勝利(2回目)

1日目は曲後のMCで水を持ってきて「カンパイ!」とする場面がありました。(If You Can~の後かもしれない)

Make It Count

"Make It Count" は2ndアルバムの表題曲であり僕の大好きな映画、「タイタニック」のシーンにもある言葉。

「Life is beautiful」など、端々に聞き取れる英語からロニーの気持ちが伝わってきました。

ロニーの歌声とクリス・レイニーのピアノだけで奏でられる、美しくも儚い旋律にやっぱり涙。楽器隊が入ってくる2番のサビ以降は盛り上がりますが、なんかこっちの方が余計にウルウルしました。1番のときにドラムのアランがスマホで客席の写真を撮るというシーンもありました。(1日目)
曲が終わる前に自然と拍手が起こるという、ロニーの声や楽曲の美しさが会場の心を掴んだように思います。

終了後にクリスがギターに持ち替えた後、ロニーが「on piano クリス・レイニー、now on the giuter」というような面白い場面もありました。(1日目)

Unsung Heroes

1日目は"Unsung Heroes"がありました。
9.11とか戦争とか、そのような場で命を賭して自分の使命を果たす「名もなきヒーローたち」を歌った曲。
"Make It Countのリリースされた2021年はコロナ禍。医療従事者への応援ソングとも取れます。僕もそっち方面の仕事をしていて応援歌の大好きな曲です。

Paper Tiger

「次はTrinitiyからやるぜ。Tigerだ。special tigerだ」的な感じで”Paper Tiger”がコールされます。

サビのコーラス「オオオオーオオオオオー」が超楽しかったです。

1日目はベースのポンタスが後ろにのけぞりすぎてズッコケるというハプニングもありました笑(演奏に支障はありませんでした)

Soul Divine

続いて”Soul Divine"

MCで「gland dad」は聞き取れたので、歌詞から見ても孫娘にあてた曲だよということだったのかなと思います。

ステージのロニーは全くおじいちゃんには見えませんが、その優しい声や人柄からいいおじいちゃんなんだろうなというのは容易に想像できます。

暖かい曲でした。余命宣告を受けた男性が孫ができてから病気が完治したというような話を、Twitterで見たことがあったので、ロニーにも孫パワーで奇跡を願いたいです。

A Place in the Night

1日目はここでPRETTY MAIDSの"A Place in the Night"がありました。

僕が生まれる14年前の曲 笑

SNSの勝利なのでもちろんサビ全部歌いました。

Via Dolorosa Godless

マーカス(一番)の神々しいプレイによる”Via Dolorosa”から”Godless”へ…

イントロに入る不気味な声は”Soul Divine”の優しいロニーおじいちゃんから一変。

頭を振りたくなるヘヴィなメロから拳を掲げずにはいられない力強いサビ。圧倒されました。

Say the Word

1日目はPRETTY MAIDS から"Say the Word"

ロニーのハスキーな哀愁ある歌唱が染みます。

アコースティックpart(2日目のみ)

ここでアコースティックギターや丸イスが用意されます。準備中にはロニーによる「イェーオー」などのボーカルレッスンがありました。笑

「疲れたからじゃないよ、日本だけ特別だぜ」的な感じ(かな?)のMCから”Sister Sinister"と"Miles Away"がまず演奏されました。

腹黒い女の曲と奥さんへの愛を歌った曲が続くのもちょっと面白かったです笑

ロニーがずっとクリス・レイニーの方を向いて歌っていたのも絆が感じられました。

アコースティック最後はKISSの”Hard Luck Woman"

「PRETTY MAIDSでカバーしたKISSの曲をやるよ」的なMC。会場は熟練のメタラーたちなので大歓声。

恥ずかしながら僕はこの曲を知らなかったのですが、かなり分かりやすく印象に残る曲でした。

この曲ではロニーはイスから立ち上がって会場にマイクを向けたりと超元気。

Real

ロニーソロの1曲目、原点にして頂点だと僕は思っている"Real"

再生したらイントロもなく「This good life」という言葉がまず耳に入るんですよ!!肺がんを宣告された後の最初のアルバムの1曲目ですよ!!

始めは絶望し”Carry Me Over”という曲を作ったそうですが、「部屋の片隅で泣いていても仕方がない、その代わり全身することにしたんだ」というロニーの決意が詰まっているように思えるからです。「Everyday is a gift」という歌詞もロニーの口から生で聴けて泣いた。

ラスサビ中の「Every little step」を会場に歌わせめちゃくちゃ盛り上がりました。

Trinity

続いて”Trinity"

クリス・レイニーとマーカスがギターで観客を煽りイントロへ

自然と手拍子が湧きヘヴィなサウンドに拳も上がります。ロニーの魂の雄叫びが脳にぶっ刺さりました。

We Came to Rock A Place in the Night

続いて「PRETTY MAIDS ソング」、1日目は"We Came to Rock"、2日目は”A Place in the Night"が演奏されました。

One Shot

本編ラストは”One Shot"

泣いた。静かなA,Bメロから力強い「Just think about it」、そして壮大なサビへと移るのが大好きです。生で聴けて良かった。

「One shot One Life One Chance」合唱させていただきました。

本編でソロ3作の代表曲を全てやり切ってしまいました。

アンコール

アンコールの手拍子の中、ドラムのアラン・ソーレンセンが登場し位置につきます。

そして"Future World"のイントロが流れます。チッタ大歓声。

アンコールは全てPRETTY MAIDSの曲でお祭り状態。

「ウィエーオ」の掛け合いもバッチリやりました。

大興奮のまま"Back to Back"。

サビの客のぶっさいくな「バクトゥバーーーーーーーーーーーーーk」ライブって感じですわー。

タイトル通りクリス・レイニーとマーカスが背中合わせでギターを弾く場面もありました。

2日目はここで”Rodeo"が追加

ラストは”Little Drops of Heaven"

沸騰しまくった熱を冷ますようにロニーが優しく歌いあげ、ラストは「Little Drops of Heaven、Drops of Heaven」と合唱。

あっという間の2時間が終わってしまいました。

2日目の最後に「またすぐ日本に戻ってくるよ」と言ってくれました!

その他

1日目はアンコール、2日目は本編の途中にメンバー紹介がありました。

ポンタス、クリス、アラン、マーカスの順に紹介し、ロニーはクリスが紹介しました。

それぞれに一言あったのですが残念ながらわからず…クリスを「ベストフレンドでギターでキーボードで○○で○○で~」と紹介してたのはなんとなく分かりました。

2日ともライブ中にお客さんからロニーへのプレゼントがありました。

1日目は開けて中を見たときし渋い顔していました。笑 何が入ってたのか

2日目は開けませんでした。

感想

恐るべしロニー・アトキンス

後半につれて調子が良くなっていくように感じました。

本当に肺がんですか???連続2日間で40曲を歌い切り、右へ左へステージを駆けてました。

肺がんで肺の20%を切除、一時は声が出なくなった状態からここまで復活したのはとてつもない努力があったのだと思います。

まじかっこいいぜロニー!!!

僕がロニーを知ったのは2018年のAVANTASIAの来日公演

伊藤正則のライブ情報で流れてたMOONGLOWが「好きだー」ってだけで行ったので、メンバーに関しては完全に無知でした。

今思えばボブ・カトレイやエリック・マーティン、ジェフ・テイト、ヨルン・ランデ等とんでもないメンバーですが笑

そのとんでもないメンバーの中で僕はロニーに惹かれました。めちゃくちゃかっこよかった。

それからPRETTY MAIDSを聴いたりするようになった中で2019年の肺がんの知らせ。

しかしロニーは落ち込むのではなく、前に進むことを選択し3枚のソロアルバムをリリースしてくれました。

どのアルバムの曲にもロニーの強さを感じます。私生活でもたくさんの勇気をロニーからもらっています。

2日とも行って本当に良かったです。最高の歌声を聴かせてくれました。

普段のライブはメンバー全員を見るようにしているんですが、今回はずっとロニーを見ていました。

それでもクリスもポンタスもアランもマーカスも好きになるには充分の2日間でした!!

ありがとう Ronnie Atkins

また来日したときは絶対に行きます!ドモアリガトウ!

愛してるぜ!!!

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