人生初!GAMMA RAYのライブにEXシアター六本木へ行ってきました!!10年ぶりだそう!
スぺゲスさんにカイ・ハンセンの息子のバンド、ティム・ハンセン率いるINDUCTIONを連れ、そしてGAMMA RAY自身も初代ボーカリストのラルフ・シーパーズを呼び、お祭り騒ぎなHappy Tonightでした!
僕は来日決まって初めてGAMMA RAYを聴き始めたので、ラルフさんが出てきても新しい人きた!くらいにしか思ってませんでしたけど、昔から好きなおじさんたちはめちゃくちゃ興奮したんだろうな。歓声エグかった笑
INDUCTION
メンバー
クレイグ・ケインズ(Vo)
ティム・カノア・ハンセン(Gt)
ドミニク・グッシュ(Ba)
セリーヌ・ペルン(Ba)※サポート
アンドレアス・ロード(Dr)※サポート
セットリスト
Born from Fire
Fallen Angel
Scorched
I am Alive
Set You Free
Medusa
Drum Solo
Go to Hell
Queen of Light
Outro(Rocky:Training Montage)
感想
INDUCTIONはまだ2枚しかアルバムが出ていない、かつティム・ハンセンが加入後に初期メンバーが全員変わるという闇?のあるバンドのため、実質2ndアルバム「BORN FROM FIRE」+YouTubeで数曲だけの予習だったので初めてでしたがある程度聴きこんで行くことができました。
静かなイントロでボーカル以外のメンバーが出てきますが、いつも思うのはなぜ海外バンドのボーカルはギリギリまで袖にいて、歌いながら走って出てくるのだろう笑
メンバーを予習せずにきたので、まずベースが女性であることに目が行きました。男なんで。ただセンター下手にいたため上手にいた彼女はちょっと遠かった笑
ティム君は誰だろうと思いながら、ずっとベースだと思って見てました。途中からMCするしギターだしってことでもしかして?となり判明。
曲は事前に予習していたということもありますが、分かりやすい曲ですし、もっと周知されればどの曲にもお客さんがコーラスできるようなパートがあるので盛り上がるんだろうなーと思いました。
個人的に一番聴きたかった曲はScorched。ああいう勇壮系のイントロがめっちゃ好き。
そしてこのバンドは竿隊だけでなくドラムを含めみんな折りたたみしたりしていました笑
ドラムソロが始まりかっちょいいドラムを見せてくれたムキムキ上裸赤メガネのアンドレアス・ロードさん、帰った後にサポートということを知りました。サポートがソロするんですね笑
ボーカルのクレイグ・ケインズは僕にはDORAGON FORCEのマーク・ハドソンにしか見えなかった。金髪ロングヘア-イケメン。声もめっちゃ好み。
ラストのQueen of Light終了後にティムがカイ・ハンセンのギターソロでよく聴くGorgerのソロ部分(原曲、グリーグ:《ペール・ギュント》第1組曲 「山の魔王の宮殿にて」)を演奏し、GAMMA RAYへの期待が高まりまくりました!
日本にまた戻ってくるぜ!的な言葉を残し十分に会場も盛り上がったなーと思ってました。GAMMA RAYが始まるまでは。
GAMMA RAY
メンバー
カイ・ハンセン(Vo,Gt)
フランク・ベック(Vo)
ディルク・シュレヒター(Ba)
ミヒャエル・エーレ(Dr)
カスぺリ・ヘイッキネン(Gt)※サポート(ヘンヨ・リヒターの代打)
ラルフ・シーパース(Vo)※スペシャルゲスト
セットリスト(☆はラルフ参加)
Welcome
Land of the Free
Last Before the Storm
Rebellion in Dreamland
Master of Confusion
Lust for Life☆
One with the World☆
Man on a Mission
The Silence☆
Induction
Dethrone Tyrenny
Somewhere Out in Space
Heading for Tomorrow☆
En
Send Me a Sign
Heaven Can Wait☆
感想
Induction後のセット転換、幕を閉めたりして目隠しするライブにしかいままで当たってなかったんですが、さすがはGAMMA RAY幕を閉める必要はなく、全てがスタッフの手によって行われます。アンドレアスのドラムセットが上手袖に台座のまま移動し、下手からミヒャエルのドラムが登場、さすがはEXシアター
GAMMA RAYも来日が決定してから初めて聞き始めたバンドです。直近のセトリを調べようにもここ数年活動していなかったので、とりあえずBESTアルバムを聴いて予習。曲の印象としてはメタルを楽しんでいるな笑
インストのWelcomeとともにメンバーが登場。やはりカイ・ハンセンの登場時はひと際歓声が大きい
1曲目からいきなりLand of the Free
ちなみにラルフが出てくるまでフランク・ベックをラルフだと思っていた。あれ?ラルフ・シーパーズってハゲてなかった?
サビのHigh Above~どころかBメロから会場は大合唱。Inductionの時とは比べ物にならない観客の熱量で一気に会場がGAMMA RAY一色に。
そのままの勢いでLast Before the Stormと続き、楽しみだったRebellion in Dreamland
9分の中にたくさんの展開があり、1曲聴くだけで映画を見たような気分になります。それが生だと感動ものでした。ハレルーヤ!
Master of Confusionの後「1stアルバムHeading for Tommorowからこの曲いくぜ」的なMCからLust for Lifeへ
すると会場からドワー!!!と歓声が上がったと思うとドラムの横からいかついスキンヘッドのゴリマッチョが登場
これがラルフ・シーパーズかー!!ジャケットの下だけ閉めて盛り上がった僧帽筋に首をうずめながらとんでもないハイトーン。やばかった。
MCでは風邪ひいちゃってねと確かに声がガラガラでしたが歌っているときはそんなことを感じさせないパワフルボイス。ジャケットを脱ぎ屈強な筋肉がこんにちは
One with the Worldは地を踏みしめるようなヘヴィなサウンドにトリプルボーカルの掛け合いが最高
ここでラルフさんは袖へ。
Man on a Mission。僕はここで「アーライ!」を叫べなかった人です。予習が足りなかった泣
The Silenceで再びラルフ登場。ゴツイ見た目と優しい声のギャップ!フランクと掛け合う歌い方。来てよかったと思いました。
あとフランクがめっちゃ好きになった。色んな人が言ってるのを見かけますがPUMPKINS UNITEDをイメージしますよそりゃ!笑(アンディ派です)
ここでドラム以外が一旦袖へ捌け暗転
「デン!デンデン…デーデッ!イルーミナティ!!」
かっこいいイントロは数多くあれどInductionは中毒性がヤバいです。一生飽きない。
アルバム通りにDethrone Tyrennyが披露されます。これはちゃんとアーライした笑
サビも大合唱でした。
Somewhere Out in Spaceではカイのギターに合わせてSomewhere Out in Space~と歌うコーナーがありましたがちょっと分かりづらく、不発したところではカイが「ヘーイ」と苦笑いする場面もありました笑
再びラルフが登場してきてHeading for Tomorrow
出だしの”We are Heading for Tomorrow”のコーラスなしバージョン。
本編ラストとして圧巻のパフォーマンス。1本の映画を観たような満足感。ラルフがいる曲はフランクがコーラスに徹しておりその姿に胸が熱くなる。
アンコールは
Send Me a Signと
オーオオッオオーと特徴的なメロディや"Send me a sign"と大合唱
曲終わりにラルフも出てきて、時間的にも終わりなムード(過去セトリもこの曲がラストだった)が漂いましたが、カイがなんか言ってHeaven Can Waitのイントロが!
Heaven Can Waitは個人的にAメロが好きすぎて聴きたいと思っていたので感激。
”To many people ,too much trouble~”から大合唱でした。
最後はカイの”Day!"で締め。結局主役はカイ・ハンセンですよね~!
INDUCTIONはカイの息子のバンドというのは失礼なくらい良い曲ぞろいで単独来日してもぜひ観に行きたいと思いましたし、GAMMA RAYは今まで聴いてなかったのを後悔するレベルで楽しかったです。(僕がライブに行き聴き始めたときはもうあんま活動してなかったけど笑)
HELLOWEENも来年くらいにはアルバムを出して再びツアーをするんでしょうが、ぜひGAMMA RAYも同時に続けていただきたいと思った次第。
あー!ライブ行きたい!!!おわり